宮崎完熟マンゴーのルーツ(西都市 曽我一敏さん)
宮崎の完熟マンゴーは
1986年、西都市の8件の農家が本格的に栽培を始めた。
そのリーダーともいえる人が曽我一敏さん。
宮崎のマンゴーは、完熟にこだわり樹上で熟し
自然に落果したものだけをネット袋でキャッチし収穫する。
濃厚な甘みは一度食べたらやみつきになるほど。
糖度15度以上が太陽のタマゴ。
もう10年ほどのつきあいになるが、何とも言えない朴訥な西都弁がとてもあったかい!
今年のマンゴーは去年の8月〜11月の日照時間不足で、収穫が少し遅く
6月下旬〜7月中旬になったという。
冬場には常時ボイラーを重油でたいて15度以下には下げないようにしているため
重油代の高騰にもひやひやしたそうだ。
葉っぱについた重油を見ると4年前の台風災害の影響がまだ見られる。
通常のマンゴー農家では、太陽のタマゴの比率は1〜2割。
曽我さんのマンゴーは4割以上が太陽のタマゴになるそうだ。
それだけ曽我夫婦の愛情がこもっているのでは、と思う。