,  地域活性,  発酵、食育、農業

無農薬ボイセンベリー

宮崎市の横の国富町に 一般社団法人アグリサンアカデミアがある
2009年3月に廃校となった深年小学校を本拠地としている
 
長友代表の農業を通じて地域社会に貢献したいということで
小学校の有効活用を目指していた国富町との思惑が一致し
1年半もの協議を行い
2012年4月から活動を開始した
 
法華岳公園に行く途中にあり
環境も素晴らしい
事務所だけではなく、商品の展示室、
2008年4月から神奈川工科大学の顧問をしている御縁もあり
神奈川工科大の機器等も入り学生も研修に来られているようだ
 
ここの長友代表はお話をお聞きすると
大変なアイデアマンであり実践家でもあり農業家でもある
そしてこれまでに多くの新商品を開発されている
2007年に農産物加工を主な事業とするKKサンシャインF&Cを設立
手ずくりジャムや自然派化粧品などを開発
その中で出される商品は2008年1月号の全日空の機内誌にも乗り大きな話題となった
実は私もここの食事を食べたことがある
自然派志向の大変おいしい料理だった
 
さて長友代表の自然派化粧品は2009年8月に
葡萄の樹液をベースにしたバイオ化粧水 MISUKAを開発
保水性分や美白成分、コラーゲン生成成分が含まれる人気商品となっている
シモン芋を原材料にしたシモンコーヒーはノンカフェインで
便秘や肌荒れなどに効果があると言われている
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これがボイセンベリーの畑
数々の商品の中で
私が驚いたのは無農薬で作るボイセンベリーの存在だった
アメリカ・カルフォルニアが産地と言われるボイセンベリーは
ブラックベリーとラズベリーの自然配合で生まれたもの
ポリフェノールの一種と言われるエラグ酸がブルーベリーの300倍と言われる
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これを宮崎で無農薬で栽培しジャムを作っていらっしゃるのだ
ボイセンベリーは6月に収穫を迎え果実はすべて冷凍保存をしている
このボイセンベリーのスムージーが美味しいと長友社長がおっしゃるので
飲みたいと言ったら奥さんがわざわざ作っていただいた
 
さっぱりの中に酸っぱさが程よくしかも濃厚で美味しい
色もとても素敵だ
バナナとピーチとボイセンベリーを加えるだけのシンプルなもの
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農業やバイオなど数々のアイデアが長友代表の頭の中にはあり
それをどう農業6次化の視点で
宮崎の成功事例として成り立つように販売できるかが今後の勝負となる
本物の農業づくりとバイオの研究を熱く語る長友代表に
とても共感をし
私も多方面からサポートを行っていきたいと感じた貴重な時間だった