くらげの水族館(山形県・鶴岡)
2年前に山形の鶴岡に行ったときは、その存在さえ知らなかったのが
鶴岡市立 加茂水族館だ
入場者数の激減に加え、施設の老朽化の
どん底の日々の中でくらげに活路を見出したのが
村上龍男館長
ギネスでもクラゲの種類世界一の認定を受けた
新しい水族館建設にあたり、くらげドリーム債を発行
テレビのキー局に取り上げられ
くらげドリーム債はわずか20分で売り切れとなった
その資金で建設されたのが新しい水族館だ
今年の6月にオープンした
気になっていた水族館へ行ってみた
庄内空港から車で15分ほどの距離でアクセスも良い
駐車場は満杯で第3駐車場の海辺の横の駐車場にやっと止めることができた
駐車場のおじさんに聞くと一番入ったのは16000人
2時間の入場待ちだったと言う
今日は6000人ぐらいかなと驚きの数字だ
駐車している車のナンバーも庄内、山形、秋田、新潟と
東北のほぼ全部の県から集まってきている
昔の水族館を横目に見ながら
新しい水族館へ
入場料1000円を払い中へ
まずは庄内浜のお魚のコーナー
ここを抜けるとお待ちかねのくらげのコーナーだ
みずくらげ、タコくらげ、ブルージュエリー、あかくらげなど
様々な種類のくらげを見ることができる
目玉のくらげドリームシアターは5mの巨大くらげ水槽
たくさんのくらげの姿と一緒に記念写真に撮っている人も数多い
村上館長はパンフレットの中でこう書いている
世界で唯一のクラゲの水族館を造ることはとても難しいが
その分やりがいがある
小さいながらもキラリと光る、みんなに感動を与えられる水族館にしていきたい
クラゲと言う発想で水族館を再生させ
鶴岡の地域活性化を果たした好例である
今や鶴岡の一番の観光名所となっている
ぜひ機会があれば行っていただきたい水族館だ