鴨鍋と蕎麦と日本酒を楽しむ会

大吟醸を楽しむ会では2016年新春に
蕎麦の名店しみずで
鴨鍋と蕎麦と日本酒を楽しむ会を開催します
 
◆日時   1月21日  6時受付 6時半開始
◆会費   9000円(税込み)
◆限定   18名 (先着順)
 
全国の選りすぐりの銘柄の日本酒を用意しました
奇麗な味のものから
旨さがじっくり味わえる芳醇タイプまで
人気の酒や話題の酒を揃えました
 
大吟醸  
黒龍  (福井県)
開運  (静岡県) 名前からも新春にふさわしいお酒です
 
純米酒
田酒 特別純米   (青森県)
菊姫 鶴の里2013 (石川県) IWC初代チャンピオンサケ受賞(限定品)
満寿泉      (富山県)
写楽        (福島県)
神亀甘口    (埼玉県)
七本槍      (滋賀県)
A4 12.24
 
しみずさんの蕎麦と鴨鍋を楽しみながら
日本酒を楽しむのはいかがでしょうか・・・・・
人数が少人数となっておりますので早めにお問い合せください
 
お問い合わせは
大吟醸を楽しむ会事務局  0985-31‐7086 横山まで

みょうが屋(宮崎市)

人気の焼き肉店みょうが屋には
年に一度、クリスマス限定のメニューがある
それは仕込みに2週間はかけるという宮崎牛のビーフシチューだ
人気のメニューなので
予約をしておかないとすぐ売り切れとなる
 
カウンターに座り
まずはクレマン・ド・ジュラで乾杯
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お待ちかねのビーフシチュー登場
この肉のほろほろ加減も丁度良い
コクと旨味が調和して美味しい
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さてお酒は山形県 鯉川酒造の 阿部亀次 原酒
まろやかな味わいで肉にも良い相性だ
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クリスマスでてんてこ舞いの忙しさなのに
岩永おにいちゃんが作ってくれたのが
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刀根鶏を低温でじっくり揚げた
唐揚げにパクチー
さっぱりしていくらでも食べれそうだ
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横のメンバーは白ご飯に
ビーフシチューのソースをかけてもらって食べていた
旨そうだ!
 
クリスマスだけの特別メニューを堪能した
みょうが屋の皆さん,ごちそうさまでした!
 
 
スペシャル度   ★★★★
 
 
みょうが屋
宮崎市末広1丁目7-7
0985-28-2302
18:00~22:00
(火曜休み)
 
 

獺祭イブイブパーティ(TWOROOMS)東京・青山

12月23日東京・青山のAOビル5Fにある TWO ROOMS で
獺祭イブイブパーティが開催された。
獺祭の代表銘柄といえばもちろん獺祭磨き2割3分
その23とイブイブの23日をかけた組み合わせのタイトル
桜井社長らしいスマートな発想だ
始めてから今年で9回目になるという
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ここの総料理長のクラブ・マシュー氏が経歴が凄い
オーストラリア出身で
2001年パークハイアット東京のニューヨークグリルの総料理長
その後グランドハイアット東京の副総料理長を経て
2005年末にハイアットリージェンシー京都の総料理長
そしてこのレストランの総料理長
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宮崎キャビアを初めて食べたが、本当に素晴らしいと嬉しい感想を言ってくれた
人懐っこい笑顔も素敵だ
今日のキャビア料理が楽しみだ
 
このレストランの特徴はバーとレストランが
ガラスのブリッジでつながっていること
バーではウェルカムドリンクのモヒートを
獺祭磨き2割3分で使ってカクテルを作っている
ミントとライムと2割3部のモヒートも贅沢な爽やかさだ
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桜井社長もクリスマスに合わせて
緑と赤の渋いクリスマスカラーの着物で登場
赤と緑が様になる人はなかなかいない、さすがだ!!
酒を使ったカクテルはサケティーニも美味しいですよと桜井社長
 
今日のテーマはマリアージュ~その先へ~
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磨きその先へ
宮崎キャビア&カリフラワーマスカルポーネ
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キャビアの風味に感動する人たちがたくさん!
 
二割三部スパークリング
フォアグラのクレームブリュレ
菜の花の蜂蜜アイスクリーム バジル
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磨き二割三部 元旦お届け おりがらみ生
三陸産ホタテの鉄板焼き
オリーブオイルホイップアヴォガド 柚子とワサビの葛コンソメ
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磨き二割三部
和牛フィレのチャーグリル
インカポテトコロッケ オカヒジキ&ガーデングリーンネスト
アンズタケ ポルチーニ茸のエッセンス
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抜群に美味しい
口の中をダイナミックに旨さのマリアージュが拡がっていく
 
磨き二割三部遠心分離
獺祭酒粕 ホワイトクリスマス
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最後を飾るにふさわしいクリスマスならではのデザート
 
マシュー氏の料理はクリエイティブで意欲的で
ダイナミックさと繊細さを兼ね備えている
彼のモットーは素材に向き合うことだという
豊かな刺激的な感性には脱帽!
 
桜井社長はいろんな料理ジャンルや様々なレストランで
コラボレーションイベントを展開されている
食には遊びが必要なんです
それが文化につながっていくと桜井さん
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獺祭が全く足りない今でも、このような日々の積み重ねの努力こそが
世界で大きな花を開かせられる秘訣なのかもしれない
個人的にもとても刺激的なイベントでした。

個性ある悪役の魅力~下町ロケット~

今年国民的テレビドラマになった感のある
TBSの下町ロケット
最終回は残念なことが2つあった
終盤での佃社長と椎名の会話が長すぎた
これでもかと続く2人の主張には少ししらけてしまった
そしてエンディング
椎名がバルブを持って現れるなど興ざめでしかない
それでも最終回の視聴率も22.3%と圧倒的な強さだった
 
佃製作所という下町の工場が社員一丸となって
誇りをかけてロケットのバルブシステムに取り組んでいく
そして次はガウディ計画という心臓の人工弁の制作
その過程で起きる様々な試練を乗り越えていく様は
社員の不眠不休の努力や涙を通して
日本人のモノづくりに対する真摯な情熱や誇りを再現させてくれるようだ
 
主人公の佃製作所の社長演じる、阿部寛の熱演もさすがだが
このドラマのもう一つの魅力は
様々な悪役が登場することだ
 
中でも小泉孝太郎演じる椎名製作所の社長
効率を重視するドライな経営者
会社を大きくするためには手段を択ばない
この人に悪役ができるのだろうかという不安があったが
捉えどころのない存在感と最後の笑顔の不気味さ
得体のしれない恐怖感を見事に醸し出していた
甘言の使い分けと
最後の役に立たないやつは用がないとのクールな言葉
ぎりぎりの最後まで動じないふてぶてしさも凄みを増していた
 
貴船教授を演じた世良公則
狡猾でうまく人生を渡ってきた貴船教授
人生の酸いも甘いも見通した悪徳教授の生き様を見事に演じた
言葉の言い回し
表情の冷たさ
部下の手柄は自分のもの、
部下の事故の責任は部下の物と割り切る非情さ
冷徹で利口
まさにはまり役だった
歌手時代 動の世良公則が役者では静になり
こんな渋い演技もできるのかと驚かされた
 
数々のトラブル続出の中で
登場していく個性あふれる悪役たち
その悪役の存在感の大きさを
次々と乗り越えていく姿こそが番組のコントラストとなり
下町ロケットの魅力を倍増させていったのだろう
 
 
 

蔵カフェ・古新館(水芭蕉)

水芭蕉に蔵カフェができたのが平成26年4月
150年間使用されていた旧酒蔵を改装し古新館と命名
蔵カフェや水芭蕉の各製品の展示だけでなく酒器や杯などの
展示販売も併設した
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せっかく来たのだからと旅館での食事を断り
ぜひ蔵で食事をしたいと希望した私たちの要望で
今日は古新館で食事
 
蔵の雰囲気を楽しみながら
地産地消の酒と食事を堪能する
蔵元の旅のだいご味はまさにこれだと思う
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乾杯はもちろん NIZUBASYO PURE
製造方法でも世界特許を取ったシャンパン製法のSPARKRING
細かい泡が特徴的なスパークリングだ
肴は地元のコンニャク刺身、野菜だ
素朴でおいしい
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炉端の炭火が赤々と燃えていて温かい
永井社長が地鶏やとれたての野菜を自ら
炉端で調理
手つきが慣れている
聞くと料理もお好きだとか
特に地鶏とお酒を降って焼いたしいたけは最高だった
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合わすお酒は LIGHT SAKE
水芭蕉 五百万石の大吟醸
奇麗でいくらでも飲める
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次は VINTAGE SAKE
まずは今年新酒鑑評会に出したという20号タンクの濁り
社長専用の酒のようだ
素敵な含み香
奇麗で芳醇な味わい
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 赤城牛
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この赤身が酒とは抜群の相性
次は2005年に製造して10年熟成の酒
デキャンターで香を開きワイングラスで楽しむ
時間が香の華を開かせる
とても貴重な酒
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最後はDESSERT SAKE
貴醸酒、通常は酒は水で仕込むがこの酒は酒を酒で仕込む
そのため豊かな甘さがたまらない
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水芭蕉のデザート酒は米の旨味が凝縮され
マスクメロンを思わせるような味わい
トリュフの生チョコが最高のマッチング
思わずおかわりをしてしまった
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最後はここの名物 きのこうどん
さらさらと〆には最高だ
 
永井社長の提唱する 
SPARKRING,  LIGHT, VINTAGE, DESSERTと一連でつながる NAGAI STYLE 堪能した
各お酒に合わせてワイングラスを変えるなど
食中酒としての酒の可能性を世界に拡げる意味でも大変意義あることだ
永井社長自ら独自のテロワールを展開しようという意気込みも大変理解できる
この蔵を訪れて酒や料理を食べ、ファンになった世界のシェフも多いという
永井社長の情熱とバイタリティは
地方の酒から世界へのとてつもない可能性を感じさせる
これからのますますの御活躍を期待したい!
 
 同行された世話人の吉田夫妻と永井社長IMG_3517
 

テロワールを目指す水芭蕉(永井酒造・群馬県)

初めて群馬県にある水芭蕉の永井酒造にお邪魔した
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まず案内されたのは山の中の渓流
ここからの山はすべて永井酒造の持ち物なのだそうだ
 尾瀬山系からの伏流水が永井酒造の仕込水となる
水の奇麗なこと
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聞くといとうやイワナなどが生息しているようだ
飲むと軟水で柔らかい
毎年仕込みを始めるときと
酒造りが終わった時にこの場所で神事を行っているという
豊かな自然に感謝し、畏敬の念を持ち、良き酒ができることを願い
また良き酒ができたことと安全で酒造りが終えたことを報告する
来年でもここをテラスにして酒も飲めるようにしたいと言われていた
 
そのあと蔵の近くの吉祥寺に
この寺は鎌倉建長寺を本山とする臨済宗の禅寺
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鎌倉武士の大友氏時氏がここの領地だった
そして大友氏が九州に移った後
1339年に先祖発祥のこの地に寺を建立したのがきっかけ
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四季折々に咲き乱れる花が有名で花寺と言われているそう
4月下旬には水芭蕉もきれいだそうだ
小雨に煙る風情もまた良い
庭も素晴らしく季節や天気に関係なく楽しむことができる
永井社長もお気に入りで蔵見学に来た人は必ず案内されるという
 
さて蔵に戻り見学
永井社長は大学は建築を専攻していただけに
この工場の設計から携わっていた
当時社長だったお兄さんは、村から田園プラザを経営して下さいとの依頼があり
現永井社長が引き継ぐことになった
トップは異色のコンビだ
後藤杜氏は東芝のLSIの研究を行っていた
ある時、酒に開眼し酒造りを目指したいと
各県の酒造組合に手紙を出した
面接した永井社長の目に留まり採用されたのだという
節渕常務は高校時代からの親友
金融関係に15年勤め永井社長の説得で入社を決断したようだ
 
タンクは6000キロリットルと大きいが
全て高圧洗浄で対応できる
しかもタンクの温度管理が高さごとに見える化してある
上と下がどれ位温度が違うのか
一目でわかるシステムにしてある
そのため品質管理もしやすい
また災害時の停電時には緊急で集まるようにされており
この危機管理は東日本大震災で学んだことのようだ
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次に案内されたのがこの部屋
タンクはすべて断熱材で巻いている
見積もりは1タンク500万以上かかるということだったので
手作りで行ったため1タンク50万程度に収まった
12年ほど前からこのタンクで生貯蔵し窒素ガスを入れ
酒の劣化を防いでいる
市場に出るときに一回火入れをして出荷する
このシステムを導入したおかげで品質が一挙にアップした
 
なんといっても水芭蕉はシャンパン製法のPUREを出したことだ
成功までに700回の失敗
500回の失敗後、シャンパーニュ地方に一か月ほど行った
そこで発見したのは2次醗酵の温度だった
フランスは地下室で寝かせ醗酵させる
温度は13~15度
日本に帰り再度チャレンジしつづけたらようやく成功した
製法と製造特許も取り、
これからの大きな展開も考えていらっしゃるようで大変頼もしい
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先日フランスのリヨンにある女性シェフの三ツ星レストランに
PUREとデザート酒の採用が決定したそうだ
執念と頑張りとタフネスさが若き永井社長の持ち味だ
 
水芭蕉の目指す蔵は
この土地、地理・気候、作物、人の総称であるテロワールを大事にして
尾瀬山系でしかできない奇麗な酒造りを行っていきたいと
力強くおっしゃっていた
地方の蔵から世界を目指す意気込みと熱い情熱に期待したい

道の駅 川場田園プラザ(群馬県川場村)

水芭蕉の永井社長のお誘いを受け
藏のある群馬県の川場村に行ってきた
新幹線で東京から上毛高原までは1時間10分
ここは群馬県の最北点の地区であり,隣はすぐ新潟県だという
そこから車で30分程行くと川場村だ
この村には素晴らしい施設がある
それは 道の駅 川場田園プラザ だ
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人口3700人の村にこの施設だけで年間150万人来るという
この村は世田谷区と姉妹提携し交流をおこなっており
世田谷区から年間6000人の児童が来村するという
都会と田舎の交流連携の素晴らしい成功の事例だ
 
オープンした当初はこの施設も赤字が続き
村長から永井社長のお兄さんに依頼があり
ここの社長を引き 受けたという
そして黒字化を実現し今では増収増益が続いている
地元のそば粉を使ったそば屋さん
地元の小麦粉を使ったパン屋さん
地ビール工場
自家製ハムソーセージなどのレストランなどを広く展開
また公園,ブルーベリーファームなども整備して
家族が一日ゆっくり楽しめる施設とした
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建物全体のランドスケープやデザインがとても良い
話を聴くと世田谷区に住む東工大の教授が携わっているとか
これも姉妹提携の人との交流効果が出ているのだろう
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中核施設となるファーマーズマーケットは年間5億円の売上げ
ここで開発した飲むヨーグルトは年間1億円の売上げだという
なめらかで芳醇な味
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名物はこんにゃく
とても美味しいと評判
そして今の時期はナメ コも大きくて柔らかそうだ
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村内で農業に従事する半数以上の300人程が
このマーケットに農産物を出品している
売上げは多いところで1500万を超すとか
在庫が何個以下になると携帯に知らせが来るなど
ITの活用も積極的に行っている
売上げが良くなると人も元気になっていると言われていた
このファーマーズマーケットがあることで
地域農業の活性化や農業遊休地の防止などに大きな役割を果たしている
 
2015年10月には
全国の道の駅で初めて観光庁長官表彰を受けるなど
数々の賞を受賞している
地域のゲートウェイとして農業プラス観光の継続的な取り組みで
川場村全体の地域活性化に取り組んだ成功事例だ

日本の酒と食の文化を守る会三十五周年忘年会

日本の酒と食の文化を守る会三十五周年記念の忘年会が
東京目黒の雅叙園 鷲の間で12月13日開催された
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第一部は三遊亭鳳楽師匠の古典落語
演目は百年目
時間も一時間を超すという大作だが,
鳳楽師匠の熱演に長さを感じさせない
芸者遊びをしていた大番頭を旦那に見られ
最後の旦那の大番頭を優しく諭す場面にはおもわずほろっときてしまう
せんだんの木となんえん草は共存の関係
なんえん草がなくなるとせんだんの木も枯れる
せんだんの木から露をもらい、なんえん草は生長する
なんえん草はせんだんの木の肥料となる
どちらもなくてはならない関係だ
そうやって大番頭も 部下を大事にするように話をする
旦那のスケール感に大番頭も感動
まさに三十五周年に相応しい演目だった
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第二部は全国から集まった31蔵元の恒例一分間スピーチ
 
南部美人の久慈社長は酒の映画(かんぱい)の制作の真っ最中
2016年の6月には公開されるという
出演者は久慈社長、ジョンゴントナー、フィリップハーパーの3人だそうだ
 
浦霞の佐浦社長は日本酒の日は10月1日
この日に7時半に日本酒で乾杯しようと企画したら全国で49609人の参加があった
ちなみに私の誕生日は10月1日です
 
小鼓の西山会長
宅配の小包ではなく小鼓です!
法然上人にはまっていると か そこで一句
法然を学んで知ったあほやねん
 
村田会長の挨拶の後
乾杯で宴が始まった
これがずらりと並んだ日本酒
フグ刺しやフカヒレに酒が進む
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蔵元の皆さんの笑顔もステキだ
 
佐浦社長と竹村社長は同年だという
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 九州の窓乃梅と西の関の萱島専務親子
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 今年の10月創業百年を迎えた雪雀の猪野社長
美女に囲まれて嬉しそう!
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 金沢福光屋の品野部長
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 八海山 南雲社長と 獺祭 桜井社長
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 酒は人の心を和やかにし笑顔にする,そのことをつくづく感じた忘年会でした!

 

フラッシュ・ボーイズ(マイケル・ルイス)

いま世界の株式市場を席巻しているのが
HFT(HIGH FREQUENCY TRADING)
10億分の一秒で取引するという超高速の高頻度取引だ
 
通常の取引より
常に先回りで取引を執行させ
合法的に勝率100%の取引を行う
この実態を社会に明らかにした本が
マイケル・ルイスが書いたフラッシュ・ボーイズ
2014年アメリカで出版された際には
ウォールストリートだけではなく、アメリカ司法省を含め
欧州でも大きな反響をもたらし
欧州ではHFTに関する規制も設けられた
 
マイケル・ルイスは
リーマンショックを取り上げた世紀のカラ売りや
大リーグのマネーボールなど経済小説では第一人者だ
この本を書き上げた後
アメリカ株式は操作されており
投資家は八百長ゲームが行われているカジノへ案内させる
まぬけな観光客のようなものだと語った
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さて本の内容は
実際のノンフィクションの物語である
主人公は日系のカナダ人であるブラッド・カツヤマ氏(37歳)
当時は金融関係ではあまり知られていない
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)に勤めていた
そのシニアディレクターだったころ
取引画面で注文できる価格で注文できないことがよくあることに気づいた
原因を調査した結果
HFTを駆使する高頻度トレーダーと取引所の結びつきや
アメリカの複雑な構造が原因だと結論付けた
HFTの高頻度トレーダーは取引所とトレーダーが出す注文を執行する
時間の差を利用して利益を上げていたのだ
カツヤマ氏が
市場のイカサマを発見し実証する場面は
実に爽快だ
 
超高速取引をする連中にとって
リスクなしで利益を上げるのに必要なのは正確な情報ではない
必要なのは自分たちが有利になるよう
体系的にオッズをゆがませることだけだ
 
(ヘッジファンドの経営者に)
貴方がお金をやりとりする祭の情報の価値は、
すべてブローカーと取引所によって競りにかけられ
超高速業者に渡されているんです。
彼らはその情報を使って貴方を食い物にしている
 
HFT業者はどこも取引所と同じ建物の中にサーバーを移して
マッチングエンジンに出来るだけ近い場所に置くようにしているんです。
だから他の誰よりも早くデータを手に入れられる。
 
マイケル・ルイスはHFTの業者をプレデター(捕食者)と呼ぶ
カモになるのは大手の機関投資家や一般投資家だ
 
会社を辞めて
カツヤマ氏とその仲間たちは
公平な市場づくりを目指していく
それは巨大システムの詐欺を無効にする自らの取引所を立ち上げることだった
実際にこの本の出版後
IEXというカツヤマ氏の会社のダークプールは米国で最大のダークプールとなった
 
カツヤマ氏は学生時代フットボールをやっていた経験から
今の株式市場の状態をスポーツにたとえ
審判が試合の結果と利害関係を持ってはいけない と話す
 
日本でも現在HFTによる取引が25%ぐらいになっていると言われている
日本の取引所の傍らにHFTのサーバーを有償で設置するコロケーションサービス
このコロケーションサービスの金額の伸び率が実は半端ではないのだ
この金額の多さこそが一般投資家をカモにする裏返しの証明とは言えないだろうか?
まさに審判(取引所)が試合結果(HFT取引業者)で金額を受けとる
これが真実であれば一般投資家はカモでしかない!
この本は現在の電子マーケットにおける警告の書だということもできる
日本の取引所とHFTサーバーのコロケーションサービス自体の
真相を解明する日本のブラッドカツヤマ氏が出てきてほしいものだ
 

富滋味(宮崎市)

宮崎も寒い季節になった
こんな時は温かい麺が食べたくなる
今日は宮崎市一の宮にある富滋味へ・・・・
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ここは感じの良い若夫婦が真面目にやっているお店
最初から無化調のお店として頑張っていらっしゃる
最初のころはあまり味がなじんでないように感じたが
最近は味のバランスも良くなり一体感を感じる
とても私好みの味だ
そしてラーメン屋と思えないほどの清潔さとすがすがしさも好印象だ
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今日は季節限定の味噌ラーメンを (900円)
味噌がマイルドで
ガツン系の味噌ではないが体に優しく感じる味噌ラーメンだ
スープを味わい麺を食べる
気になるほどではないが
今日は少し麺の湯切が足りないか・・・・
 
途中に自家製高麗人参酢を入れる
途端に味がまろやかになる
そして最後は自家製ラー油をたっぷりと入れる
ここのラー油は思った以上にまろやかで舌に優しい
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一度のラーメンで味の変化を味わえるのもこのお店の特徴だ
いつまでもご夫婦仲良く
健康にも良い
人の心を和ませるラーメンを作っていってほしい
 
 
やさしさ度    ★★★★
 
 
富滋味
 
宮崎市日ノ出町57-5
0985-73-8226
11:00~15:00  18:00~21:00