不二かつ日向本店

無性になぜかとんかつが食べたくなるときがある
とんかつを食べるぞというときは
まずお腹をすかせる
空腹でとんかつと対面することが私にとっての
とんかつへの礼儀でもある
 
さて宮崎でとんかつとご飯といえば
少し遠いが日向の不二かつ本店だろう
日向の人たちにとって食事をするというと
まず不二かつが一番にあがるのだという
それほど日向で愛されているお店でもある!
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今日は朝から何も食べていない
お腹もいよいよとんかつモードに突入
お店に入るとほぼ満席、
活気が充満している
忙しいお店に入ると何かしら気分まで明るくなる
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とんかつにはビールだ!
テーブルに座ってまずはエビスビールでのどを潤す
空きっ腹にビールが染み渡る
さて注文はロースカツとヒレカツ
オープンキッチンで調理も出来上がりも見れるのも楽しい
 
ここの豚肉は野尻産のケルプ豚を使用している
ケルプを使用した60種の材料を配合した発酵飼料で
自然に近い環境の中で育てられた豚
肉の繊維が緻密で細やかなのだという
 
さて出てきました
衣はほかのところと比べて黒々の色合いだがサクッとした食感
辛口のソースをかけて辛子をつけて食べると
またビールには良く会う
肉自体もやわらかくてジューシー
キャベツもシャキシャキ感が残っている
特製ドレッシングは普通だ
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ご飯も美味しい
炊き方に工夫をしているのだろう
ここのトン汁はだしが良く出ていて旨い
お代わりーと声を出す!
ここまで工夫をしているのなら
漬け物をもう少し考えると良いかもしれない
辛子が小さいビニール袋に入っているのはいただけないなあ!
 
このお店のほかに門川、延岡、大分とお店があるが
やっぱり日向の不二カツを食べてほしい
 
 
地元密着度  ★★★☆
 
 
不二カツ 日向本店
 
日向市上町9-4
0982-52-2258

隠岐島前高校魅力化プロジェクト

島根県の北の方向50キロメーターの隠岐諸島に島前(とうぜん)高校がある
この高校は昭和33年、国への働きかけを通じて
特例を受け、全国で始めて全日制分校となった高校だ
 
しかしこの島も少子高齢化の影響を受け
かって人口が7000人いた町も現在では2400人
生徒数も激減、各学年一クラスとなっていた
2008年入学する生徒数が28人と急減し30人を切った
中学生の55%は島外の高校へ進学した
島で子供を育てると大学進学に不利という考え方が根強く
大学進学を希望する島の生徒の多くは、
島を離れ本土に出て行く傾向があった
今後、島の生徒数が減っていく中で
これ以上島外の高校への流出率が高まれば
県の高校統廃合の基準である入学者数21人を切る可能性も出てきていた
 
そんな地域の危機感の元で
2008年3つの島の町村と議会、校長、PTA,OB含めて
何度も話し合いが持たれ
隠岐島前(どうぜん)高校魅力化構想が出来上がった
 
その実現に向かって2009年に打ち出されたのが
隠岐島前高校魅力化プロジェクトだ
 
地元のアンケートとヒアリングの結果
島の子供や保護者の不安が浮き彫りになった
刺激や競争がない
多様な価値観との出会いがない
新しい人間関係をつくる機会がない
 
これらを解決させるために考え出したものが島留学の制度だ
今まで高校にあった寮を活用して
本土の若者に島留学を勧め
村外の留学生が島の人たちとともに町に活性化と刺激を生むシステムだ
 
しかしスタートの説明会はさんさんたる結果
大阪の説明会には数人の参加という寂しさだった
関係者は高校の未来に不安を感じたという
 
しかし特色ある制度とユニークな教育が少しずつ実を結んでいく
この高校には進学コースと地域創造コースという
ユニークなコースがある
地域創造コースは1人1人のニーズに合わせた職場体験や
地域に根ざす人材を育てる地元学
総合力を高める課題解決型学習
地域資源や人材を生かした実習などで
グローカルな人材を育成していくことが目標
 
2009年は第一回観光甲子園が大阪で開かれ
島前高校の生徒もこれに挑戦した
地元ならではの観光プランを作成し競うあうもの
地元の生徒は島の資源は当たり前のことばかりで
切り口が見つけ出せずに悩んでいた
島留学できた村外の生徒が入ったことで次々と島にスポットライトを当ててくれた
異なる視点からの気づきは
島の生徒たちの地元の魅力の再発見につながった
そうした島留学生との相互作用で行き着いたところは
この島の一番の魅力は人だ
彼らは人を観光資源として捕らえ
島の人間力にあふれる人たちと出会い、交流し、
人とのつながりをお土産に持って帰る観光プラン
 ヒトツナギ~人の出会いから始まる君だけの島前三島物語~ ができあがった
 
プレゼンテーションは
島の良さに気づかない地元の高校生と引きこもりがちな都会の高校生が
畜産農家での手伝いを通して隠岐のこと、島の人が好きになり
互いに無二の親友として認め合うドラマ仕立てのもの
審査委員長は魂のこもったプレゼンでありプランだったと評価し
グランプリを受賞した
 
その後ヒトツナギは実際の旅の企画となり
地域の人を巻き込んで全国から参加者も集め、このツアーを実現させている
 
2012年には異例の学級増
2013年には45人が入学、村外からの生徒は22人となった
 
日本の大都会にいなくても
地元で自分らしい勉強や生き方が体験できる
生徒一人一人の夢の実現
地域の未来をつくる人材の育成
持続可能な魅力の三つがテーマの島前高校
本気で頑張る人には本気でステージを与える
隠岐島前高校魅力化プロジェクトの成果は地方の様々な可能性を秘めている
 
 
 

女の人差し指(向田邦子)

時間ですよ、だいこんの花、寺内貫太郎一家などなど
私はこんなドラマを見て育った世代だ
その脚本を書いたのが向田邦子だ
脚本家だけではなくエッセイストであり小説家でもあった
 
黒柳徹子は彼女のことを
人間がまず面白い人だった
次々に新しいものを見つけてくる
そんな意味でも稀有な人間だったと述べている
 
1980年はNHKドラマ人間模様 あうん でギャラクシー賞を受賞
同年、短編の連作 花の名前、かわうそ、犬小屋で第83回直木賞を受賞した
翌年の1981年台湾での旅行中、航空機の墜落事故で51歳の若さで死亡した
 
向田邦子の作品は今もなお多くに人に読まれている
彼女はグルメとしても知られ
料理も得意で自炊もしていた
1978年には妹の和子と女性が一人でも気軽に立ち寄れるお店をと
小料理屋ままやを開店した
そんな向田邦子が女の人差し指の本のなかで
こんな素敵なエッセイを書いている
 
 
 母に教えられた酒飲みの心
 
父が酒飲みだったので、子供の時分から
母があれこれと酒のさかなをつくるのを見て大きくなった。
父は飲むのが好きな上に食いしん坊で、手の甲に塩があればいい
というほうではなかったので、母は随分と苦労をしていた。
酒飲みはどんなときにどんなものを喜ぶのか、子供心に見ていたのだろう。
父の機嫌のいい時には、
気に入りの酒のさかなを一箸ずつ分けてくれたので
ご飯のおかずとは一味違うそのおいしさを、
舌で覚えてしまったということもある。
 
酒のさかなは少しづつ。
間違っても山盛りにしてはいけないということも、このとき覚えた。
できたら海のもの、畑のもの、舌触り、
歯ざわりも色どりも異なったものが並ぶと盃が進むのも見てきた。
あまり大ご馳走でなく、ささやかなもので、季節のもの、
ちょっと気の利いたものだと、酒飲みは嬉しくなるのもわかった。
 
血は争えないらしく、うちの姉妹は、どちらかといえば
「いける口」である。
ビールにしろ冷酒にしろ、酒のさかなはハムやチーズよりも
昔子供の時分に父の食卓に並んでいたようなものが、
しんみりといい酒になる。
 
昭和一桁の昔人間のせいか、
女だてらに酒を飲む、という罪悪感がどこかにあるのか。
どうも酒のさかなは安く、ささやかなほうが楽である。
体のためにもいいような気がする
 
 
昭和30年代の家庭の風景が見えて
ほのぼのとした気分になる
今の時代にも当てはまる、酒飲みのつまみのあり方だと思う
 

初孫とこい勢

庄内空港の程近くに初孫の蔵がある
工場は近代的な設備が導入されている
人力に頼る部分は生かしながらも、効率的な機械化を図っている
初孫といえば生もと仕込
100%生もと仕込という全国でも類を見ない蔵でもある
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生もとは江戸時代に確立された
昔ながらの酵母育成法
今の日本酒の造りはほとんどが速醸法だ
それだけ生もと仕込みは時間も手間もかかる
しかし味わいに幅と奥行きがありしっかりとした旨さと
後味の切れも良くなる
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絞ったばかりの大吟醸を味わう
 
さて見学の後は酒田の町を少し見学
庄内米の倉庫だったという山居倉庫
ここから北前舟で米を江戸まで運んだのだという
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そして廻船問屋として栄えた本間家旧本邸
玄関の赤松が素晴らしい
 
そういえば酒田には大吟醸だけを造っている
蔵元がある
楯野川という銘柄だ
宮崎で一度飲んで旨かった印象があるが
とても人気で最近はあまり手に入らないようだ
地元の酒屋で手に入れて試飲!
軽快な口当たりと優しい余韻
なるほど!良い酒だ
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酒田の寿司 こい勢へ・・・・
地魚寿司を頼む
のど黒や甘エビ、鰤をはじめとして日本海の海幸がずらり
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酒はもちろん初孫の代表的銘柄
初孫 純米生もと
冷で飲んでも酒のうまみがしっかりしている
御燗にしたらもっと味が膨らむだろう・・・・
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寿司も旨い!
酒も魚介類にも良くあう
寿司と酒に舌鼓を打ちながらほろ酔い気分だ
 

鯉川酒造×アル・ケッチァーノ

鶴岡市の郊外にあるアル・ケッチァーノ
庄内イタリアンとして2000年に奥田シェフが始めたこのお店は
庄内で絶滅の危機だった在来野菜を一挙に有名にしただけでなく
生産者を元気づけ地域を活性化させた
地方にありながら予約が取れないレストランとしても有名だ
今日は宮崎の日本酒好きの人たちのために
奥田シェフに依頼して
アルケッチァーノに唯一置いている
奥田シェフプロデュースのお酒 水酒蘭(みしゅらん)と
その酒蔵の鯉川酒造のお酒とあわせたスペシャルメニューを考えていただいた
 
メニュー表はこれ!
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今日の料理を担当するのは西田シェフ
 
岩魚の燻製と平目のテリーヌ
岩魚の黄金卵が綺麗だ
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幻のお米、亀の尾と仕込み水はアル・ケッチァーノの地下水を使用した
特製の純米吟醸 水酒蘭
瓶もラベルも可愛い
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帆立貝とからすみの冷たいカッペリーニ
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旬の寒鱈とゆずのコンフィ
DEWA33 生酒純米吟醸
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がさ海老と庄内米のリゾット
海老の出汁の旨味がリゾットの味わい深さとなっている
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庄内牛の煮込みとホタテの粕漬け
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雲丹と天然岩のりのフェデリーニ
磯の香りがなんとも言えず豊かな味わい
亀治好日 純米吟醸
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丸山さんの羊とジャガイモのロースト
奥田シェフの自慢する羊だけのことはある
ほとんど癖がない
ジャガイモもレベルを超えたおいしさ
これには純米の別嬪の御燗を・・・・・・・
 
最後は日本酒のプリンと塩ミルクジェラート
滑らかプリンとジェラードの相性が抜群
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イタリアンと日本酒
庄内イタリアンなら庄内の蔵元のお酒と合わせる
合わない理由はないと思いながらも
少し不安ではあったが
素敵な料理と鯉川さんのお酒はとても良い相性
アル・ケッチァーノの西田シェフ、斉藤ジェネラルマネージャーほかスタッフの
暖かいホスピタリティに一同満足した様子
スタッフの皆様本当に有難うございました!
 
 

Problem to Product

渋谷HIKARIE 8F で
47都道府県の地域問題から生まれた商品の展示会
P&P STORE が
2月13日から15日まで開催された
これらの多くは農業や自然環境そして伝統工芸、
地場産業に活性化を与え雇用も生まれている商品群である
 
HIKARIEの8Fは私も好きで
東京で時間があると顔を出す空間でもある
地方の素材で作られた珍しい素朴でセンスの良い商品などが
見るだけではなく、買えることもできて重宝している
 
今日は展示会の中から興味を引いた
商品などをご紹介したい
 
山口県の学生耕作隊
農作放棄地となっていた茶畑を若者たちの共同生活と農業体験の場を
提供して再生し、加工生産を行っている
エネルギーも自給自足
贅沢を覆す新しい贅沢のキャッチコピーの響きが小気味よい
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次は街づくりの観点から長野県の長野・門前暮らしのすすめ
善光寺周辺の人口は昭和30年代の16000人から
平成22年の6600人へ急減
しかも60歳以上が7~8割
空き地、空き家も増えて若者たちへ街の魅力を発信
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北海道のEZOKKA
地域の課題でもあった邪魔者扱いのエゾシカを
資源として捉えれば素材にもなると
特製時計を製作した
エゾシカ革と白樺を使った時計は白が基調の上品なデザイン
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新潟 海外との価格競争で廃業に追い込まれる企業を
デザイナーの直売で生き残りを目指す
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岡山は英田上山棚田団(あいだうえやまたなだだん)
関西に住む住人たちが耕作放棄地再生を
2007年からスタートさせ
草刈→野焼き→耕作→収穫といった流れで農地を増やしている
2011年には全国で最も耕作放棄地が再生された場所となった
2012年現在8ヘクタールの棚田を再生した
古民家再生事業も行っている
平日は都会で働き週末は農業という暮らしを実践している
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このような実践例を見ていくと
自分にもぼんやりしていた地方の力がなんだかはっきりと見えてくる

青柳×獺祭×宮崎キャビア

2月13日新宿伊勢丹の茶屋青柳で
小山裕久氏と獺祭と宮崎キャビアのスペシャルディナーの会が開催された
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獺祭の桜井博志社長にお聞きすると
小山さんとは7~8年前フランスで出会ったのだという
獺祭23バーは青柳の経営でもある
小山裕久氏は和食の巨匠でもあるがフランスでも有名だ
2004年フランス農事功労賞シュバリエを受賞
2010年にはフランス農事功労賞オフィシエを受賞している
フランスで日本の和食というと真っ先に名前が挙がるのは小山さんだ
 
今日は青柳の料理に宮崎キャビアを組み合わせ
それに獺祭を合わせると言うスペシャル版である
 
新宿伊勢丹のネットだけでの申し込みということだったが
瞬時に完売したようだ
 
乾杯は獺祭50のスパークリング
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香菜のお浸し
 
次に宮崎キャビア5g瓶とシェルスプーン付きという豪華版
キャビアをこれだけ贅沢に食べることができる食事会もないだろう
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ここで宮崎キャビア組合の坂元参事が
宮崎キャビアの説明を・・・・・
1983年から30年にわたり研究開発をしてきた
2000回にわたる実験の末
塩分濃度が3%の熟成キャビアが完成した
通常のキャビアは塩分濃度が5~7%
そんな意味でも
まろやかさと味わいは日本酒に合うキャビアだ
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鰤の粕汁には獺祭50の大吟醸
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ひらめの薄作りにキャビアソルト
キャビアソルトはドライキャビア1と塩が9の割合で
調合しながら刺身などに使用するのがおいしいのだが
小山さんはドライキャビアをぐんと増やしで
なんとドライキャビア1と塩が3の割合にしてミルで振りかけた
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合わせるお酒は 獺祭その先へ
このお酒は凛として程よい甘さが後味の余韻を深くする
 
宮崎のドライキャビアは
キャビアの完成された商品を乾燥する
そのために重量が4分の1になるそうだ
だから手間がかかっているドライキャビアは大変高価なものになるようだ
その塩をなめて小山さん
天然アミノ酸の濃厚な旨さにご満悦
桜井社長は
これだけでもで酒が飲めるとキャビアソルトを絶賛
坂元参事 
反応のあまりの良さに
これだと早く商品化をしないといけませんねとにっこり!
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牡蠣のかき衣揚げ
たらの白子と牡蠣をつぶして衣とあえて
牡蠣を揚げたもの
これもキャビアソルトを振りかけて・・・・・・
まるで魚介類オールスターだ!!
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獺祭磨き二割三分
獺祭の代表的なお酒
気品高くバランスの妙が素敵だ
 
食事は土鍋で炊いた
春を感じるたけのこご飯
香りがとても良い
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小山さんの軽妙なしゃべりと桜井社長の酒の説明
そして坂元参事の宮崎キャビアのお話に
参加者の皆さんとても満足そうでした
 
 

菜ぁ(鶴岡市)

山形から雪景色を見ながらバスで最上川の川沿いを走っていく
今日は山形には珍しい風もなく穏やかな晴天らしい
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ここが古口の番所 (門構えも立派)
 
いよいよ古口の番所から最上川下りの船に乗り
船頭のユーモラスな説明に笑いながら川を下る
船の中にはコタツもあり思ったよりも暖かい
日差しの暖かさのほうが強いほどだ
船の中では皆さん酒を飲んでご機嫌だ
出羽桜つや姫は食米なのにすっきりして旨い
通常酒米と食米は違うのだが
これにチャレンジするのは出羽桜の凄さだ
なかなか出来ることではない!
しかしこれがつや姫のポテンシャルの高さなのだと
出羽桜の仲野部長は言っていた
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川下りを楽しんだ後は農家レストランの菜ぁへ
ここは日経プラス1で全国で行きたい農家レストランのNO1に選ばれたところ
期待度が増す
鶴岡らしいものが食べたいとご主人の小野寺さんに要望していた
ここは自家製野菜を23種類、お米も有機農法で作っている
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農家を改築した部屋がなんとも良い
料理は野菜中心でさっぱりとした味付けだ
キャッチフレーズが主役は旬野菜というだけの事はある
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お米は有機米ひとめぼれの玄米と白米の両盛り
お米が一味違って美味しい
このお米で庄内のお米の美味しさが実感できる
有機米というのも魅力だ
そして鶴岡名物のどんがら汁
濃厚などんがら汁も初の味見
どんがらは寒ダラのこと
たらは捨てるところがないのだという
岩のりを添えて
庄内らしい料理に皆さんの顔もほころぶ
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ここは宿泊もできるそうで
庄内の味覚を満喫するにはこんな場所も良いかもしれない
若い2代目の小野寺さんにはこれからもがんばって欲しい
豊かな庄内の冬の味を堪能した!
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庄内度  ★★★★
 
 
やさいの荘の家庭料理 菜ぁ
0235-25-8694
11:30~14:30 17:30~21:30
毎週火曜日、第3水曜日休み
 

あげつま(山形市)

山形でお勧めの料亭はどこですか?
出羽桜の仲野社長に尋ねたら、お勧めの中の一軒が
あげつまだった
 
宮崎からの酒好き36人が通されたのは大広間
座りかなと思っていたが、なんと一直線に並んだテーブル席
伝統と格調を感じる素晴らしい場所だ
床の間の掛け軸なども趣深い
 
乾杯は出羽桜 一路
2008年IWCチャンピオンサケを受賞した酒である
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まずは前菜盛り合わせ
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納豆汁
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鯉の旨煮
鯉と島アジの刺身
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米沢牛のステーキ
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うなぎ
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川魚とうなぎなどの郷土料理と出羽桜で堪能した一夜となった
まさしく豊穣の夜となった
宮崎の酒好きの面々も大変喜んでいただいた
仲野社長、本当にありがとうございました!
 
 
風格度    ★★★★
 
 
あげつま
山形市緑町3-7-48
023-631-2738
11:30~15:00  17:00~22:00
火曜休み

出羽桜酒造と美術館

山形県天童市に日本の地酒人気の礎を築いた
出羽桜酒造がある
創業1892年(明治25年)
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三代目仲野清次郎は襲名前の名は醇一
東京農大農芸化学科で醸造学を学ぶ
そして実習を信州の名門蔵 真澄で行った
そのころ真澄は金賞受賞の常連蔵でもあり
協会7号酵母を造ったりなど飛ぶ鳥を落とす勢いの蔵
三代目仲野清次郎は真澄で大いに刺激を受け、酒造りの勉強に励んだ
酒造りの師匠は名人杜氏と言われた窪田千里氏
酒造りの哲学は宮坂氏と言うほど真澄に心酔した
どれほど心酔していたのかを示すエピソードは
息子さんの名前を益美(ますみ)と付けた事でもお分かりいただけるだろう
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四代目の仲野益美氏は
東京農大醸造学科卒業後
2000年父親の急逝を受け39歳で社長就任
その後海外輸出の分野を拡大し今では輸出が23カ国
2008年にはIWCのチャンピオンサケを一路で受賞し話題になった
それ以来、IWC金賞の常連蔵のひとつでもある
現在、酒造りの傍ら
東京農大の講師や東京大学の非常勤講師なども勤められている
出羽桜のモットーとである当主自ら酒を造れと言う
言葉をしっかりと受け継ぎ
酒造りの全工程に自らかかわり、積極的に新商品の開発研究にも精を出されている
咲くというスパークリングの酒を昨年発売されたが
このラベルデザインはフェラーリのデザインなどでも知られる奥山清行氏
 
大吟醸を楽しむ会にも初回から宮崎にお越しいただいている
仲野社長は腰が低く誠実で大学の講師をされているだけあって
お話も大変お上手だ
奥田シェフと日本酒のコラボイベントにも
いつもご協力いただくなど大変お世話になっている人でもある
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今日は仲野部長が蔵をご案内していただいた
まず精米と貯蔵部門を持つ天空蔵
平成6年に立てたという
精米機がずらりある
大吟醸の精米歩合にするには72時間かかるという
そして本社の醸造部門は
今なお杜氏さんたちが頑張って酒を醸されている
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驚かされたのは出羽桜の平均精米率
なんと51%の凄さ
ほぼ大吟醸の精米歩合だ
本醸造も入れての数字だからびっくりする
この数字だけでも出羽桜の品質へのこだわりが理解できる
仲野部長の熱き説明に感銘を受けた人も多かったよう
最後は大吟醸の絞ったばかりのお酒を試飲
プチプチのフレッシュ感が心地よい!
 
見学の後は横の出羽桜美術館へ
ここは三代目仲野清次郎氏の自宅だったそうだ、
学生時代から集めたという陶磁器を展示している
安宅コレクションから譲り受けたものもあるそうだ
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魅惑の陶磁器に時間がたつのも忘れるくらい
個人的には徳利のコーナーが素晴らしかった
こんな徳利でお酒を飲む味は格別であろう
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昨年には仲野社長の娘さんの結婚もあり
念願だった跡継ぎもできた
今はご夫婦とも蔵や酒の勉強に大忙しだとか・・・・・
天童の地から世界に向けて発信を続ける出羽桜酒造
これからのますますの飛躍が楽しみでもある!